中級者向けの技の宝庫

Print Musicの豆テクをたくさん紹介している本。

対象はチュートリアル程度の知識を持って一応ソフトを使える人向けだと思う。

譜面作りのバリエーションに乏しい人や、
詳しくなりたいけど分厚い本や電子マニュアルは苦手・・・という人に丁度良いだろう。


小技から技アリのテクニックまで様々あり、
正直Print Musicでこんな事もできるのか、
と感心した。

コーダの上手な作り方、
一本線譜面の作り方、
デフォルトの休符を一括で消す方法、
etcプロのスコアライターでもなければ役に立つ小技が少なからずあるだろう。


表紙以外は全てモノクロで紙質はあまり良くないので、
☆-1。

それとカテゴライズがわかりにくく感じた。
本の章が譜面作成のシチュエーション別（メロディ譜の場合、
弾き語りの場合 etc..)になっているが、
技によっては無理やり特定のシチュエーションに入れられている感が強い。

そうでなくて章を機能別　（音符、
レイアウト、
サウンド etc)に分けた方が断然読みやすいと思う。

なのでこれも☆-1とした。