事業再生コンサルタントのみならず経営企画部門や内部監査部門の方にも勧められます
 事業デューデリジェンス(以下事業DDと書く)という言葉は、
一般にはあまりなじみがないものと思うが、
事業再生に関わるコンサルタントや関係者にとっては、
よく使われている言葉のようで、
企業を、
経営、
組織、
営業、
製造などの色々な視点から、
調査・分析して、
今後の方向性や施策などを報告書として纏めることを言う。
本書は、
この調査・分析をいかに行い、
どのように報告書に纏めたら良いのかを示した事業DDの手引書である。


 本書では、
事業再生、
事業DDの概要、
知っておくべきフレームワークやヒアリングの方法、
調査のための事前準備などについて解説された後、
事業調査報告書の構成とそれに収めるべき内容が細かく説明されている。
一つの項目について、
見開き2ページで解説するという構成で編集されているため、
通読した後、
実務で事業DDに取り組む際に、
不明な箇所について、
その部分だけ読み直すといったような場合にはとても便利だ。


※本レビューは、
拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものと同じです。


 収められている分析手法などは、
経営企画系の人間にはおなじみのものも多いが、
これが事業DDという一つの流れの中で体系的に配列されているため、
極めて分かりやすい。
本書を一読すれば、
もう今からでも事業DDが行えるような気がしてくるほどだ。
もちろん、
そんなことは幻想で、
紹介されている手法をただ頭で理解しただけでは役に立たないことは言うまでもない。
本書にも明記されているように、
<しっかりと分析結果を導き出すには、
「知っている」⇒「中身を理解する」⇒「使い方を理解する」⇒「どこで使用すべきかを把握する」⇒「使いこなす」までにレベルを上げて>(p31)いくということが不可欠なのである。


 本書の内容は、
なにも事業DDを行うコンサルタントだけに役立つものではない。
例えば、
経営企画部門や内部監査部門などで働く人にも十分に有用ではないだろうか。
本書に書かれたことを自家薬籠中のものとすれば、
一味違う仕事ができるに違いない。
そのためには、
自分で実際にやってみることだ。
本書には、
「読者限定特典」として、
「事例サンプル」、
「事業DDフォーマット兼ヒアリングシート」、
「財務分析シート」がダウンロードできるので、
必要ならこちらも参考にされたい。
再生コンサルティングの質を高める 事業デューデリジェンスの実務入門

その他の感想

お気に入りです(’`)
本の最初に杉浦日向子に捧ぐとある
図解もいっぱいで、大人だってこれぐらいがいい
初代のリニューアル版
改良
ベビー・ディッシュパステルブルー
集大成ともいえる一冊
描き下ろしはない。
確かに機能的
全てに全力な作品
戦闘に関して
使い捨てっぽい
期待外れ…
銘柄は西独/中身は中国‥?
他メーカーのXSより小さい
ファスナー引き手が堅牢なつくりで素晴らしい
情報が古すぎる
データをオムロンに転送する機械です
期待どうり
甘くて美味しかったです
脂汚れをとるのに重宝、しかも洗って何度でも使える
初代が一番シンプルで面白い
リージョン0、NTSC
AQUOSからAQUOSへ
読む価値あります!
Beyond a detective story
クラシック流すと落ち着くのかな
やっぱりエレンは主人公だなあと
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