親の愛情が伝わるよいお話

ユーモラスなイラストからは想像できないほど、
読み終えると深い味わいが残る本でした。

特に子育て中の身にとっては。


ある日巣に現れた見知らぬ卵。

誰の卵かわからないけれど、
「うちにあるならうちの卵だ！」と
とりのつがいはせっせと卵を世話します。


生まれたのは、
明らかに鳥ではない生き物。

それでも「うちで生まれたんだからうちの子だ！」
と、
大きくなるまで世話します。


さあ、
そろそろ飛び方を教えよう！
そう言って教えますが、

鳥じゃないから飛べるはずもなく・・・・

それでも親鳥はこういいます。


うちの子かどうかなんて関係ない。

「見てごらん、
あの子の幸せそうな顔を」

親にとって一番の幸せは、
「こどもが幸せであること」

子育てしているとついつい欲張ってしまうことはありますが、

このお話に諭された気がしました。


英語がとても簡単です。

子育て中の親に是非読んでもらいたい一冊です。