運動療法の勉強を始めるときに

食事療法の本は本当にたくさんあるのに比べ、
運動療法の本は意外に少ない。

私は「糖尿病運動療法のてびき」「糖尿病運動療法指導ﾏﾆｭｱﾙ」の2冊で、
運動療法の勉強を始めました。

基本的なことを勉強するには、
まずこの2冊で多分十分だと思います。

「糖尿病」の題ですが、
糖尿病が対象でなくとも（高血圧、
脂質異常症、
心リハなどでも）運動療法の基本を勉強する際に参考になる部分が多いと思います。


・2001年発行と古い（2012/10時点で、
新しい版は出ていないようです）
・基本的な内容をじっくり細かく記載してある（生理学・生化学のことから）
　P180くらいとそれなりのボリューム。

　気になった部分をより詳しく勉強するのにいいかも
・専門用語が解説なく出てくることがあり、
これ1冊だけで読み始めると辛い部分がある

［もくじ］
1　運動の人体に及ぼす影響
2　運動療法の適用と効果
3　運動療法前のﾁｪｯｸﾎﾟｲﾝﾄ
4　糖尿病治療のための運動処方の原則
5　運動プログラムの管理とすすめ方
6　運動処方の実際
7　運動療法のフォローアップと再処方のすすめ方