現代社会に蔓延るシステム詐欺の一部が垣間見える
現在、
オレオレ詐欺やそこから派生する多くの詐欺が本書で説明されている「システム詐欺」という基本構造の上に立っていることに加え、
規模などから考えて、
その中核を成した本藤彰(仮称)という文字通り、
「詐欺の帝王」と呼ばれるに値する当人に取材を試みた点において、
類書の中でシステム詐欺の構造的な内実を捉えた貴重な書籍であることは間違いないと思われる。

 
また、
その上で文章や内容については、
本藤彰本人の主観も殺すことなく、
盛り込まれており見方によっては客観性に欠けると評価される読者もいるとは思うが、
個人的には巨大犯罪組織を率いた当事者の心の内や人格が垣間見えたような気がした。

 
本書で紹介されている規模の詐欺組織であれば、
組織を構成する人間で逮捕された者は数人では収まらないだろう。

いくら用意周到に注意を怠らなかったとしても、
善悪は別としてある程度の人格者でなければ、
内側から崩壊し構成員の裏切りにより、
本人も司法によって裁かれたに違いない。

その点からどのような人物であったかある程度の想像がつく。

 
巨大詐欺の首謀者という社会的に裁かれるべき対象でありながら、
一方で多額の寄付や、
現在の慈善事業への取り組みなどを見るとどのように評して良いのかわからなく部分もあるが、
司法で裁かれるべき人物であるのは忘れてはならない。

 
 
レビューの本旨からは逸れるのだが、
某巨大匿名掲示板において本藤彰は裏社会のフィクサーとされるKではないかとしばしば噂されている。

なぜならば本書で紹介されている本藤彰とK氏の経歴があまりにも酷似しているせいであろう。

 
Kの名前(同音)が社会的に有名になったのは、
六本木での覆面集団が人違いでバットを用いて集団暴行死させた事件で有名になった関東連合のメンバーSがKの名前に似せて関東連合関連の書籍を出版したことが初めとされている。

 
本の中でSはKの存在を否定している。
しかしながらK氏の名前(同音)を主人公とする書籍は橘玲氏がその数年前に出版している。

その事から考えても、
SのKが実在しないという説は辻褄が合わないように思う。
詐欺の帝王 (文春新書)

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