大学の評価方法にも問題はある

第一特集は「最強大学ランキング」でイギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・
エデュケーション」が発表した世界大学ランキングにおいて、
2015年は東大が23位
から43位へ、
京大が59位から88位へランキングが下がった。


これは各大学の教育環境や研究者間の評価、
論文引用数などによってランキングが
決められるが、
今回その評価の仕方の変更も結果に大きく影響したようだ。


1位は米カリフォルニア大で、
5年連続。
以下英オックスフォード大、
米スタンフォード大
と続くが、
この評価方法が英米の大学に有利だとの声がある。


そこでダイヤモンド独自のランキングを作成。
教育力、
研究力、
就職力の三つの力を測る
9指標を基に調査した結果、
トップは東工大となった。
ここは就職率の高さが強みだ。

2位東北大、
3位京大と続き、
いずれも世界に誇る研究力が貢献した。


同様の理由から、
旧帝大（名大、
阪大、
東大、
九大、
北大）がランクインしている。
教育力で
圧倒する国際教養大が4位に入っているのは大きく注目される。