いかにして狂言師、野村萬斎は造られたのか
萬斎という人はどのようにして造られたか。


この本は著者主催公演(1987-2000)のパンフレットに書いたものと、

日経新聞に寄稿したものとの2部構成となっている。

両方とも、
狂言初心者にも親しみやすく、
なるほどそうかと思わせられる内容だ。


パンフの方は、
著者野村萬斎がどのようにして狂言師になったのか、

また著者のみならず狂言師とはどのようにして造られるのかが、
萬斎自身の言葉で語られ、

狂言師としての成長が垣間見られる。


日経新聞の方は、
狂言において「目」「顔」「ハナ」「腰」「声」は
どのようにして使われるか、
どのようにして造られるかが語られている。


萬斎は英国へ1年間留学している。

そこで英国流の演劇を学び、
狂言のワークショップを英国人に施したりもした。

それもあってか、
萬斎の狂言を語るときの口調は熱いながらもときに冷静で、

当たり前のことを当たり前と思わない人へ、
わかりやすく述べているのがいい。


日本人なら大体の人が感覚でわかるであろう「腰を入れる」という表現も、

英国人にはわからない。

それを英語に訳すのも、
訳す英語がみつからない。

さてどうしたものかと悩み、
工夫をする。


狂言師には飯を食うのと同じレヴェルで、
なぜするのかなどと考えたこともなかった
「すり足」についても分析して、
彼なりの結論を出して言葉として述べている。


萬斎の狂言への愛、
そしてそれを外に広めようとする使命感などが感じられる。

言葉の、
日本語のプロフェッショナルでありたいとする萬斎の文章も気持ちがいい。

この人は、
本当に才気溢るる人なのだと思わせられる。


で、


この本のオススメ?
それはやっぱりたくさんの写真ですよ!
萬斎さんファンにはたまりません。
狂言サイボーグ (文春文庫)

その他の感想

使いどころが難しいけど・・・
ひと目の詰碁レベルの快適さ
カーオーディオの前面USBポートをリアに回すために購入
書き込みが出来て便利なんですが、
インスタントなのに、コクと芳香がいいですね。
びっくりするぐらい新しい
なるほど!よくわかりました!
「パソコンは好きだけど、統計学にアレルギーがある」という人にオススメ
寝返り返りも安心
やっと、巡り会えました。
チューブタイプで使いやすい。
ほんとにリリシストだと思います。
著者より
とても良い、うん、文句なし
そこそこの価格でよく聞こえノイズも少なく満足
自作サバゲ装備製作用に購入
でかい、薄い、シンプル
予備ゲット
小又は零細向け給与として使えると思いますが、
良いんじゃない。
定番ゲーム
ハシゴがもろい!
ゆったりしてオススメです。
皆様、気をつけて下さい
薄手で
ライヴで輝くミュージシャン
商品への評価ではないのですが
天然の良さ
雰囲気を知る程度ならいいのでは
コスパ高し。ただしパッドは厚め
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