すばらしい訳業
アメリカにおけるイギリス・ロマン派研究の大家M. H. エイブラムズによるこの大著をたった一人で訳しきったこと自体、
称賛に値するほどですが、
その仕事の出来もすばらしいです。
日本語もスムーズですし、
部分的に原著と対照しましたが、
私の判断できる限りでは内容もかなり正確なのではないかと思います。


内容について。
「ロマン主義」の定義は非常に難しい。
ラヴジョイが論文「ロマン主義の区分について」において、
ほとんど正反対の性格を有する二つの文学運動が同じ「ロマン主義」の名で呼ばれてきたことが嘆かわしいことであると主張したように。

そのロマン主義の一つの定義として、
エイブラムズは有力なヴィジョンを提示しています。
聖書のプロットが、
新プラトン主義的な「円環を成す旅」という形態と融合しながら世俗化、
自然化したものがロマン主義文学・哲学である、
と。
そのことを、
イギリス・ロマン派文学のみならず、
ドイツ・ロマン派文学、
ドイツ観念論哲学をも対象としながら論証していきます。
また、
その影響が長く続いたことを示すために、
マルクス、
ニーチェ、
T. S. エリオット、
D. H. ロレンス、
しまいにはケルアックまで参照します。


要約が困難なほどの大著ですが、
これほど大部のものを英語で読み通すのは専門家でもなければかなり厳しいですし、
この翻訳には非常に助けられました。
この訳業に拍手を送りたいです。
自然と超自然―ロマン主義理念の形成

その他の感想

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