バランスの良さが光る逸品

収録曲は
１，マイスタージンガー　１幕への前奏曲
２，トリスタンとイゾルデ　１幕への前奏曲
３，トリスタンとイゾルデ　愛の死
４，タンホイザー序曲
５，神々の黄昏　葬送行進曲
６，ワルキューレの騎行
７，ローエングリン　３幕への前奏曲
８，９，リエンツィ序曲

となっており、
ワーグナー初心者、
軽くワーグナーを堪能したい人にとってバランスが良い選曲になっています。

これでさまよえるオランダ人序曲も入っていれば完璧でしたが、
収録時間を考えるとしょうがないかな。


音質もバランスが非常に良く、
リマスタリングの効果はあると思います。


クレンペラーやフルトヴェングラーといった往年の指揮者による震えるほどの感動はなく、
ただひたすらバランスの良さが際立つ作品ですが、
選曲、
音質を考えるとこのアルバムがファーストチョイスで間違いないです。