ハーモニカのイメージが大きく変わります

前作（？）の「RISA plays CINEMA」「 RISA plays J-SONGS」は、
ハーモニカのカラオケ集といった感じでしたが、
今作はハーモニカの新しい魅力を発見できる大変素晴らしいアルバムです。
デビュー作「ミント・ティー」と違って、
大きな編成のバンドとの共演もあり、
変化と進歩を感じます。
ハーモニカの演奏というと、
哀愁を感じさせるような、
感傷的な音色が多いような気がしますが、
力強いダイナミックな演奏と驚異的なテクニックに驚きました。
ハーモニカの構造を考えると、
６曲目の「熊蜂の飛行」での里沙さんの演奏には感動します。
また、
「リベルタンゴ」「スペイン」などのおなじみの曲も大変新鮮でした。
同じリード楽器ですが、
バンドネオンともアコーデオンとも違う音色に、
これからの活動に注目したいです。