電源電圧は１９Ｖまで、直流電源プラグも８種類も付属していて、いろんな直流機器の電源としても使えます

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モバイルバッテリーのレビューは２５本目です。


モバイルバッテリーとしての基本性能は、

　・体積エネルギー密度　：　１３７ｍＷｈ／ｃｍ３　（平均２３１）
　・重量エネルギー密度　：　１０１ｍＷｈ／ｇ　　　（平均１４９）
　・価格エネルギー密度　：　　　６ｍＷｈ／円　　　（平均　１０）
で、
標準的なＵＳＢバッテリー製品よりはだいぶ低め、
つまり、
デカくて、
重くて、
高い。

が、
本機は車のエンジンをかけるのがいちばん重要な機能なので、
比べる対象が違うかもしれません。


特筆すべきはアダプター類が充実していること。

まず、
ＵＳＢではアップルのDockケーブル、
ライトニングケーブル、
ミニＢ、
マイクロＢが付属しています。

さらに、
直流用の電源プラグのアダプタが８種類も付属しています。

電源電圧も１９Ｖまで用意されているので、
いろんな種類の直流機器の電源として使えます。
（電圧はスイッチを押して切り替える必要があります）
ヤマハのギターアンプ（１０Ｖ）とノートパソコン（２０Ｖ)で試してみましたが、
どちらもちゃんと駆動できました。
これには感激。


エンジンをかけるときは、
ジャンパーケーブルを専用の端子に差し込んで、
バッテリーにクランプを接続してエンジンをかけるだけです。
残念ながらマニュアルは英語ですが、
とくに難しくはないと思います。

かなり明るめのライトやハザードも付属しているので、
夜間作業にも役にたつでしょう。
（測ってみたら１ｍ照度で４００ルクス＝懐中電灯８~１０本分でした。
）
また本体充電は１５Ｖ／１Ａで、
ＡＣアダプタからの充電なら３時間半から４時間と超高速です。


総評としては、

・ジャンプスターターとしての基本機能に★３
・電源電圧が１９Ｖまで対応していて、
いろいろな直流機器の電源として使える点に★１
・アダプター類が充実している点に★１
以上より、
★５としました。