ボックス小銭入れ◎

財布はこれまで数多く使ってきているが、
これのボックス小銭入れは一番使いやすい。

そもそもボックス小銭入れは二つ折り財布のほんの一部にしか採用されていない。
長財布では、
まず見かけない。

小銭入れで最も多いのは、
二つ折りでも長財布でもファスナー式。
底の部分が細く硬貨が取り出しにくく見えにくいのに、
何故これが主流なんだろうか？
他の部分がよくて、
小銭入れをファスナー式で妥協すると、
使っているうちにやはり不満がつのってくる。

また、
同じボックス小銭入れでも、
材質や大きさ、
加工の仕方により”開口部”の開き具合が違ってくる。
例えば硬い合皮だと、
開けた状態をキープできずにすぐ閉じてしまうことが多い。


どこでも財布売り場はよくあるが、
どこを見ても満足のいくものを見つけられず、
妥協してしまう。
ネットだとグッと選択肢は増えるが、
限られた写真だけだと実際の使用感はわからない。


だからこれも勘に頼って買ったが当たりでした。
ボックス小銭入れがよく考えられた設計になっていると思う。

ボックス小銭入れの難点は、
厚みが出てしまうところだろうが、
それもある程度抑えられていると思う。


カードポケットは最大22＋表のSuica入れ1。

札入れは仕切りが一つあり、
二つに分かれる。
二つ折りの最大の弱点は、
札の出し入れのし難さだと思うが、
これはギリギリまぁまぁといった感じ。
決して楽ではないが問題ないレベル。


唯一この財布のマイナス点は、
カードなどで膨らむと ＜ 状になり、
閉まらないこと。

ホックやファスナーなどの留め具は一切ありません。
これをどう評価するかは人によると思いますが、
私は留め具は邪魔なのでなくてもよいとおもいますが、
二つ折り財布の折り曲げ部は革ではなく、
より伸縮性のある素材や長さ調整できるようになっているとよいと思います。


財布を選ぶときにいつも思うのは、
外側のデザインはバリエーション豊富ですが、
中のデザインや機能は数パターンしかなく何十年と殆ど進化してないように思います。
既成品で企画がないなら、
外のデザイン、
素材、
機能、
サイズなどを組み合わせてオーダーできるサービスがあるとよいと思います。