天才勘三郎の苦悩と葛藤を、現代の歌舞伎そのものが抱える課題として展開
12月5日は、
勘三郎の一周忌。

その追善のため、
新刊書が4点出版された。
この本もその一冊。

この本は批評のスタンスで書かれている。

還らぬ人となった今、
勘三郎の歌舞伎批評の本が、
追善になるのか…、
などと思いながら読んでみた。


勘三郎の無念、
この著者自身の無念が、
ひしひしと伝わる。

読み進むにつれ、
何よりも、
この本が勘三郎を介して、
歌舞伎そのものについて、
課題を示していると気が付く。

〈あとがき〉まで辿りつくと、
著者自身が記している。

《…、
勘三郎が挑戦し、
時には反発し逸脱しようとしたところの「歌舞伎の伝統」を論じているのである》と。

私たち歌舞伎を観るがわも、
歌舞伎をどうしたいのか、
それが問われていることに気づく。


古典と現代歌舞伎を追い求め、
走り続けた天才歌舞伎役者、
十八代目中村勘三郎。

この本では、
勘三郎が得意とした32演目(古典:世話物9&時代物11。
新歌舞伎2.舞踊5。
実験歌舞伎5)を、
たいへん丁寧に、

体的に論じている。
しかも読みやすい。

各演目を、
その背景にある芝居の構成などを詳しく解説しつつ、
声の張り、
トーン、
リズムなど具体的な演技論をも丁寧にかきこんでい
く。
それだけでも十分読み応えがあるが…、

しかしそれは単なる役者論ではない。
背景には、
作品論、
歌舞伎の型、
伝統とは何かということの問いがある。

さて、
勘三郎の血脈を辿ると、
勘三郎の母方の祖父は、
六代目尾上菊五郎。
父方の曽祖父は三代目中村歌六で、
その影響をうけた初代吉
右衛門は伯父。

大正時代の、
菊吉時代にたどり着き、
さらにこの二人を辿ると明治の劇聖・九代目團十郎へ。

当然、
勘三郎を論じることは、
明治以降の歌舞伎を論じることにも通じる。


ここで、
著者の命題が浮かび上がる。

命題は〈アポロンとディオニソスは同じ肉体に宿るか〉
六代目尾上菊五郎は、
理知的なアポロン的な芸風を持つ。

初代吉右衛門は、
ディオニソス的な熱狂をよぶ、
情熱的な役者。
十八代目中村勘三郎の芸

その他の感想

安定の発色♪
静電気に注意
硬めと思います
普通の営業の原則が書いてある
三ヶ月程で
兎に角、使い易い!
SACDを再生する人は絶対に持っておくべき物
鈴菌なら私を買え〜!!
収録語数が多いが、学習用ではない。
一見使い易そうだけど・・
ひとつにしてね
いいこと書いてある、でも、この本でなくてもいい(パート2)
別売のマリオブラザーズといっしょに遊ぼう☆
自分用ではないですが。
涼しくて良い。
7章から急に説明が分かりにくくなる
バリカンかっと
良かったです(^-^)
文書例が多く、参考になります。
信じられない〜
歴代No.1の写真集!
使い捨て
4人とも細くて、足なが~い。
大雪対策
良い買い物が出来ました。
眺めて楽しい
最高にカワイイ!!!
カールコード
柔軟剤が使えません。
600mmのほうを買って正解
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