時系列にワーグナーとその環境、そして受容を俯瞰しながら、ヴァーグナー自身の変化とジレンマをドイツ文化そのものに投射した力作
19世紀ドイツ音楽文化におけるハンスリックの音楽美論を時系列に分析してみせた著者ならではの、
ワーグナー論です。
ワーグナーの生家(ライプチヒのユダヤ人街にある)や、
音楽監督だったドレスデンの歌劇場が1848年の革命騒乱で焼け落ちた図、
バクーニンが現れゼンパーがバリケードを作り、
そしてワーグナーが叫ぶ前半期、
そして後半期の成功の遺産であるバイロイトのこけら落としを横目にマルクスとエンゲルスとの書簡が語るギリシャ芸術の現代性などから、
細部情報にある問題を掘り起こし、
個人としてドイツにこだわらない「コスモポリタン」な「音楽家」から、
現実世界において「ドイツ」にこだわる「芸術家」に変貌しつつ、
その現実とのジレンマにもだえるワーグナー自身について、
その周りの時代環境、
取り巻く文化的環境を丁寧に俯瞰していくことにより、
20世紀後半、
ナチ以後の世界で古典化したヴァーグナーの音楽芸術とはなにか、
そののドイツ性とは何か、
というアドルノの問いに答えていきます。
ワーグナー研究を軸にしていますが、
19世紀ドイツ文化の変貌の様相を知りたい方にも、
有用な一冊となりうるでしょう。
ヴァーグナーの「ドイツ」―超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ

その他の感想

美味しいのに配達範囲じゃないのが非常に残念です!!
365日
優雅なる黄金の羊
テーブルに食器がならべられ、葡萄酒が運び込まれ
HDDには満足。オマケのTrueImageは疑問なソフト。
巨大ペガシス
青二才の英国人警察だっ!!
でかくてかっこいい
初めてのPULL BACKです
DVDも見たい!
久しぶりにデイリー六法購入
四辺が密着しません
この時を待っていた!
とても気に入っていますが
2サイクル専用ではないです
少し細めです
掲載内容の充実について
次の巻が楽しみです
魔法使いだってばよ
9インチも可能
家を買う前に夫婦で読みたい一冊
下地処理に使用
経営のきほんが平易な文章で学べる本
「心地良い打楽器の響き」
無駄な買い物をしました(><)
自分の生き方を考えさせられます
キズに注意。
子供のクリスマスプレゼント
女の子は強くなくちゃでも、素敵な騎士(ナイト)に守って欲しい!
謳い文句ほどではないが‥
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