加害者は身近にいます。

モラル･ハラスメントって本当に身近にありますし、
加害者は、
なにげな

く平静な顔をして隣に立っていたりします。


例に漏れず、
そういう人が社長だったりするわけです。


以前勤めていた会社の社長が加害者の特徴リストに全部当てはまっていた

のでビックリしました。
まあ、
うすうすは感ずいていましたが・・。


多くの従業員が毎日、
長時間曖昧な言葉でボロクソに罵られ、
心身に不調

をきたしていましたし・・・。


この本と全く同じ状態が、
会社で展開されていたのです。


あまりにストーリー通りなので、
２度ビックリしました！

この本は知識の盾として、
身を守ってくることでしょう。


絶対に読んでおいたほうが良いです！

世の中にはどんな人間がいるかわからないのです。


皆が良心を持っているとは限らないし、
皆が常識的に振舞う、
考えるとは

限らないのです。


21世紀は人格障害の時代と言われています。


人格障害についてもっと詳しく知りたい方は、


『人格障害の時代』『パーソナリティ障害―いかに接し、
どう克服するか』といった本も読んでみてください。


ただ、
この本で何度も強調されていますが「自分を決して省みない自己愛

人間が、
責められるべきモラル・ハラスメント加害者である」ということ

であって、
自分が人格障害であると知って、
改善しようと心がけている人

のことを責めているわけではない、
という点に注意しなくてはいけせん。


自省ができる人間性のある人間は、
モラル・ハラスメントなんて非情は

行えないのです・・。


以前読んだ心理学の本に、
こんな一文がありました。


「人間として最大の悲劇は、
人間性を忘れてしまうことだ」と。