軽快な語り口、あるいは軽すぎる議論
 無慈悲、
大胆不敵、
カリスマ的、
道徳に無頓着、
一点に集中できる…。
そうした性質によって特徴づけられ、
連続殺人鬼のイメージと結びつけられることも多いサイコパス(精神病質者)。
本書は、
そんなサイコパスのあれこれを、
軽快な語り口で紹介する心理学読み物である。

 近年明らかになってきたのは、
なにもサイコパスは連続殺人鬼のような凶悪犯ばかりでないということである。
実際、
われわれの周囲にも、
たとえば政治家や企業経営者、
それに弁護士や外科医などに、
いわば「成功した」サイコパスが少なからずいると考えられる。
では、
彼らと凶悪犯とを分けるものは何なのか、
そして前者の「成功」の秘訣は何なのか、
それを考察するのが本書の主要テーマである。

 読み物としての本書のハイライトは、
後半部の第5章と第6章にあるだろう。
大脳皮質の特定部位に磁気刺激を与えることによって、
一時的に「サイコパスに変身」しようとする著者。
また、
凶悪犯たちを収容している有名なサイコパス病棟へと向かい、
彼らから何某かのヒントを得ようとする著者。
危険な状況にも飛び込んでいく著者のそうした姿勢が、
読み物としての本書にスパイスを与えている。

 というように、
本書は読み物としてたしかにおもしろい本である。
ただ他方で、
学術的な内容を扱ったものとして本書をみるならば、
その軽い(軽すぎる)言葉遣いと議論にいささかの当惑を覚えてしまう。
印象とおもしろさを優先して正確さを欠きがちな比喩表現。
また、
たとえば上述の実験にしてみても、
大脳皮質の当該部位を刺激したからといってそれですぐさま「サイコパスに変身」したことになるのか、
もう少し慎重な考察が重ねられてもいいのではないか。

 個人的には、
やはりもっと厳密な書き方であったらと思う。
まあそれも、
読む人が本書に何を期待するかによるのだろうけど。
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