古代DNAの復元と云う驚異。
自然科学の世界にも胡散臭さは付き纏う。

確信したのは、
非営利的団体で日本語訳付のted.comの映像であった。
分子古生物学者ペーボと云う人は、
日本で言えばウソをつかないおじさんであった。
穏やかな語り口の中に人柄の良さ、
優しさが滲み出ていた。
この本は、
活字の小ささが気にならないくらい気持ちよく読めた本である。

内容は、
ペーボの30余年に亘る研究史である。

メインは、
ネアンデルタール人のDNAの復元で、
それに成功した。

研究足跡は、
母国スウェーデン、
アメリカ、
ドイツ、
ロシア、
クロアチア等々広範囲且つ登場人物もこの分野に於けるキラ星のような人たちである。


そして紆余曲折の末、
約4万年前のネアンデルタール人のDNAの復元に成功する。

その結果は、
ネアンデルタール人のDNAが非アフリカ系のホモ・サピエンスの現生人類の全てに1~4%が共有されていた。
遺伝子流動があったのである。

この事は、
約5万年前アフリカを出た現生人類が中東でネアンデルタール人の遺伝子を取り込んで世界中に拡がっていった事を意味する。

また、
新たな人類デニソワ人という存在も明らかとなった。
彼らのDNAは、
アジア大陸の住民とも僅かな繋がりがあるがパプアニューギニアやブーゲンビル島の住民はその割合が高い。
デニソワ人は、
ネアンデルタール人や現生人類より前にアフリカから出たのであった。

人類のアフリカ単独起源説や多地域進化説は過去のものとなった。


言語等に関わる興味深い知見がある。

それは、
FOXP2という遺伝子でありデニソワ人、
ネアンデルタール人にもある。
これをマウスに導入すると通常のマウスの声とははっきりと異なる鳴き声となる。
それは、
ニューロンの成長や運動の学習に関する脳領域での信号処理の方法にも影響することが明らかとなっている。


翻訳が極上である。

アメリカの優れた学者はそのアイデアを企業化し現実化し冨と名誉を手に入れる風土があることが分かる。

また、
リーダーの資質は、
万国共通ということも分かる。

解説者は、
ペーボのことを彼はどんどん追い越されながらも、
きちんと地道に研究を続けズルをしなかった。
そして、
大逆転したと述べている。
ネアンデルタール人は私たちと交配した

その他の感想

こういうのを待っていた!
雑巾に最適
この色を探していました
写真は国内販売品ですが届いたのは平行輸入品です
使えるのはいいけど
マンガとしても、読み物としても面白い。
great book! already farting less :D
くだらな・面白い
椅子修繕にちょうど良かった♪
ラベル 瓶 蓋の色等変更しないでほしい。
欅は見た目が高級。
全てにおいて◎ 買ってよかったですね。 全ての方におすすめです。
何でもっと早く読んでおかなかったのだろうか!
本に書いてある通りやれば、成果が出るかもしれません
針の色と視認性
未完成のゲーム
万葉集九番歌は額田王の作ではなく大伴家持たちによりつくられた予言詩の形態をとった暗号の歌である。
ずっと噛んでます
一瞬で読んじゃいました。
問題解決より「解くべき問題=論点」の設定がより重要
高性能なカーペットテープです
マイクのOFFを端子抜きで行いたい
軽さは抜群、強度は不足
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カイジを読んだ人なら、わかるわかるー
懐かしの味
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15m売り切れの代用に購入。編み物に使用
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