この取材力、語彙力、知見、計り知れない彼の人脈を感じる
 読了したその時、
仕事帰りの電車の中だった。
ちょうど下車駅に到着する寸前に読み終えたのだが、
恥ずかしながら泣けてしまって上を向けず、
このまま立ち上がれなかったらどうしようかというような状態だったが、
何とかごまかしてホームに降り立った。

 さださんの本を読むのは初めてだった。
グレープの頃からのファンである母によれば、
これまで多数の小説などを著していて、
彼自身歌手活動を還暦を機に止め著作活動などに重きを置くつもりだったらしい。
それにしてもこの取材力はどうだ。
医療現場を、
しかも僻地や途上国、
被災地の過酷な医療環境を知るものでなければこうは書けない。
彼の取材力を支えるとてつもない人脈の為せる業なのだろう。

 また人物描写も秀逸で、
全く空々しさ無く個性的な人となりを描いていく。
このあたりの言葉選びというか、
語彙力は私などが評するなどおこがましくて…。
普通の語彙力ではない。
読む者を惹きつける力強さと美しさを持っている。
何より自然だ。
だからケニアの、
長崎の小島の、
東北の被災地の、
温度や臭いさえ伝わってきそうな真実味の迫力がある。

 この言葉の世界が読者をすっかり包み込み、
そしておそらくさださんが伝えたいのは「無償の愛」。
私などひねた人間はこの言葉を思い浮かべて瞬間に“偽善”を感じてしまい、
そのときから読む意欲を削がれてしまうと思うのだが、
300ページを遙かに超える文章を一気に読み切ってしまった。
家族全員に読んでもらいたい。
風に立つライオン (幻冬舎文庫)

その他の感想

決して悪くはないけれど
mont-bell品質
日米の心ある国民に読んでほしい大力作
心に深く染み入る名詩集である
振袖小物で以外と忘れがちな後板
小学生でも歌いやすいアレンジ。
天使のいたずらが引き起こすエッチな騒動。
待ちに待った絵本版
値段の割に量が少ないのが残念。
美しい庭園家具たち・・・
さわ
作者の文学への愛を感じる
まぁまぁですね
コンバージ初のシークレット2種なんですが・・・・
ちょっと偏りあり?
商品の質に相当のバラつきがあります
さかのぼっても
苦しい時代ほど、面白いジョークが生まれる!?
マトリクスに大いに疑問。新興の学校に贔屓目。伝統校に辛口。
メインの香りのを邪魔しない
ハンカチとしては?
お陰様でよく見えます
本物が欲しい人は正規店で買いましょう
評価が高かったので残念
大きく進展します
現存する唯一の日本語の専門的圏論の教科書
未だにまだ届かない
取説(台紙)は保管しましょう。(追記あり)
理解できない点が一つ。
バッテリー容量いろいろ
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