「いつ訪れるかわからないチャンス」に常に備えておくこと

ついに「ルイ・ヴィトンＣＥＯ」が「出世術」を教える時代になったか、
と妙な感慨（？）に浸りつつ
すごくためになる本でした。
読んでよかった。

上司がクズならむしろチャンス（そんな境遇でも結果を出せることを上層部にアピールできるから）とか。

クリエイター職は、
経理・営業といった分野を知っておくと抜きん出やすいとか。

「出世なんて興味ない」という人でも、
組織の中でやりたいことをやるためには、

それなりに上層部に評価される必要があるわけで、

そのためのマインドセットとテクニックを得られるいい本だと思います。


著者のエピソードがいちいち波乱万丈で、
読みものとしてぐいぐい読めるのも、

この種の本としては出色かもしれません。

著者に経営をまかせることに反対していたのが、
だれあろうダナ・キャラン氏本人で、

数か月かけて納得してもらったエピソードなど、
面白く読みました。


いつチャンスが訪れてもつかめるように、
つねにベストを尽くすこと。

これ、
仕事にかぎらず人生全般にいえることですよね。

心に刻みたいと思います。