大前研一が、ホワイトカラーのあるべき働き方を久々に論じた。
 個人個人に「稼ぐ力」がないと、
社員も会社も生き残れないグローバル競争時代、
著者は日本企業の最大の問題を「(本社部門の)仕事が定義できていない」ことだという。
裁量労働制がこれまで根付かなかった背景がここにある、
という指摘もされている。
そのうえで著者は、
これからのホワイトカラーは「時間」ではなく「仕事」で縛るべきだと主張する。
まったくその通りだと私も思う。

 トップに必要な3つの資質としては、
海外勤務経験、
有望事業/不採算事業を任せた結果、
リーダーシップが挙げられ、
その内容についても説明がされている。
巻末には、
特別講座として英語の習得法も載せられていた(1年間で500時間をあてること、
買い物や観光の手伝いをボランティアとして週1回するのが安上がりな上達法であること、
BBCやCNNを1年間つけっ放しにして耳を慣らすこと、
自身を実況中継してみて言えない表現は調べること、
等が書かれている)。

 個人的には5つ星の評価をしてもよい満足な読後感だったが、
以下の点は欠点と捉えられる余地があるため、
4つ星とさせていただいた。

1)週刊誌の連載をもとにしているため、
内容の重複や非連続性を感じる箇所が所々ある。

2)題名の趣旨からすると、
4章のケーススタディと5章の教育論は、
なくても良い。

3)2)に付随して、
最近の著者の予想は外れることも多い(欧州や中国を持ち上げていたら、
米国が復活してきた、
コンビニATMは失敗すると言っていたら儲かっている、
等)。

4)2)に付随して、
昔不合格になった東京大学、
かつて敗戦した東京都知事に関係する面々に対して論調が厳しくなるというバイアスがかかっている。

5)自身の運営するBBTへの我田引水的な内容が含まれている。
稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方

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