日本人にとっての忠誠とは何か
丸山眞男の「忠誠と反逆」(ちくま学芸文庫1998年刊)は、
主に明治維新の日本を題材に「日本人にとっての忠誠とは何に対してであったのか、
幕府への反抗、
また西南戦争における政府への反抗は忠を否定した反逆であったのか、
を論考した興味深い内容です。


国民国家における職業軍人にとって「忠誠と反逆」の意味するものは何なのか。
例えば、
第二次大戦において、
ドイツ軍内で起きたヒトラー暗殺計画やパリ撤退と同時に文化あふれる都、
パリを破壊しろとの命令を無視し、
貴重な文明の破壊を阻止したコルティッツ将軍は反逆者だったのか。
現代のタイやエジプトのクーデターの主犯となった軍人達は反逆者として扱われるべきなのか、
その際の忠誠とは誰に対するものであるべきなのか。
ウクライナ国防軍は暴力的に暫定政権に変わった時点でその政権に従うのが忠誠で良かったのか、
では日本で暴力的に政変が起こったら、
権力を掌握した新体制の指示に自衛隊や警察は従うことが公務員として正しい姿なのか。
こういった問いは一つの解答に限られる事はない(丸山は見方と状況で評価が異なることを限界効用と表現していますが)とは思いますが、
これらの悩ましい問いを検討するきっかけを丸山の論文は答えてくれているように思いました。
以下抄録ではありませんが、
氏の内容を加味して自分なりにまとめた内容を記してみます。


1)西洋(或はイスラム一神教も含む)のエトスにおける忠誠

一神教における社会では各個人が一義的に忠誠を誓う相手は「神」であり、
雇い主や国王、
或は社会そのものが神の教えに背くものであればそれに「反旗を翻す」ことが忠誠であり、
倫理的にも良しとされます。
これは「倫理的善悪の決め方」の項でいつも私が述べていることと同じです。
だから神の教えに背く行いをする国家を倒す権利が国民に認められていると考えるのが常識となっているのです。
これを「テロリズム」とレッテルを張って取り締まりたいのが体制側ですが、
本来それは許されない(米国にとって都合が良い場合は「民主化勢力」といって支援することになっている)ことであり、
神の教えに背くことこそが反逆者の汚名を着るべき者達と言えるのです。


2)日本における伝統的な忠誠の考え方
忠誠と反逆―転形期日本の精神史的位相 (ちくま学芸文庫)

その他の感想

大家でなくても
女性じゃなくても一読の価値あり
配光が綺麗です
BEST BRASS イーサックス  を使ってみて
この値段で、赤外線LED4灯付いて広角レンズでフルハイビジョンはお得^^
初パパイヤ栽培!
お気に入りのひとつ。
安くてナチュラル系には合わせやすい
1コマで済む単行本
素晴らしい組み合わせ
ペットの給水に
効果音は良い
詰め込み過ぎて内容が薄い
何も問題ないので5点
サイズひとつ大きめで正解でした。
FGOから入った人にもやって欲しい
すごくよい
中国産原料を使用してないということで
概ねよし
二度目でも面白い
コスパが最高☆
今、買ったので見てないけれど・・・・・
ガウディ編も観たかった
実話に基づいたお話。
必読でしょう
楽ちんです。
シリーズ大好き
二宮担は初期装備レベル
におわない、優秀
1年立つだけで内容が古くなってしまうとは。。。
戻る