どんな状況にある人も最高の未来を選べる

この本はキケンな本だなあと思います。

それは人が「自分にとって最高の未来って何だろう？」と突き詰めて考えさせるからです。

私は最初読んだとき、
最高の未来なんて無理!!現在を生きるだけで精一杯なのに!!と少し腹がたちました。

しかししばらくして「そうか、
所有するっていう考え方から自分を解放してみたらどうだろう？」と気づきました。

たとえ借金、
病気、
介護などの問題があっても誰か力のある人に助けてもらえばいい。

そして助けてもらうには、
その人にとっての最高の未来を追いかけてなくてはいけないのです。

個人の最高の未来を突き詰めていくとそれは結局みんなのものになるからです。

そのことをみんな、
どこかで知っているけど"所有しなくては生きていけない！"という恐れているせいで現実に妥協した未来を最高の未来としてごまかしています。

だからなかなか人の共感を得られません。

今までこれがないといけない！としてたものが実はいらなかった。
努力、
才能、
お金、
時間、
経験、
人格などなど。

今まで著者が言ってことが何となく分かって来ました。

一度制限を外れてみて自分の本当の願望を考えてみる良い本だと思います。
そういう意味でちょっとキケン。