２つのターニングポイント

恒例の年鑑です。

今年は30周年という事らしいですが、
新作アニメがあったものの
劇場映画がない事もあってどちらかといえば中休みのような年だったようにも思います。


特集として原点である初代と、
動物から再び車へとモチーフを戻したカーロボットがあります。

初代TFは海外でミクロマン、
ダイアクロン売る為にスタートした筈の新フォーマットでしたが
空前のヒットを受け、
国内にも逆輸入されて結果的にミクロマン、
ダイアクロンを終了させました。

そしてカーロボットは丁度15周年の時のシリーズでしたので、
正に現時点における折り返し地点になります。

日本限定でスタートしたシリーズが北米で展開されていたビーストマシーンズが不振だった事もあり、

それまで続いたビーストウォーズを終了させ、
その後のメインシリーズの方向性を決定付けたと言えるでしょう。


その初代とカーロボットに直接関わったスタッフの当時を振り返るインタビューは読み応えがありました。

85年当時、
トップ決断によるダイアクロン、
ミクロマンを終了させてのトランスフォーマー導入に困惑してた事や
カーロボットのビースト路線からリアルカー路線への回帰への決定の過程が語られています。


あとはコンバイナーウォーズ版デバスター、
マスターピース版ホットロディマスの各開発者のインタビューもあり
こちらもファンなら必読でしょう。