若集組という文化への考察
司馬遼太郎のライフワーク「街道を行く」シリーズの中でも
とくに日本文化に対する洞察のユニークさがみられる本だったと思います。

なんの実証性もない、
ただ単なるエッセイと言ってしまえばそれまでですが、

それだけに自由な発想を展開することができ、

著者の膨大な知識量に裏打ちされているためかある程度のリアリティは感じられる本でした。


内容として、
熊野古座街道では若衆組を考察テーマにしています。

若衆組とは昔の村々に見られた村社会のサブシステムなのですが、

人生の一時期を若者だけが集まって生活する制度・コミュニティのことです。


サブシステムとは言いつつも、
独自性・自律性を持つ集団であった若衆組では
性についての教育などがおこなわれ、
厳しい上下関係があったようです。


独特な人間関係、
雰囲気を形成していた若衆組文化は、
ひろく日本社会に影響を与えたのではないか
著者は熊野の旅を通じて、
上記テーマを考察しています。

現代にも残る若衆組的な文化、
とくに青年団がその光景なのですが
本を読むうちにさまざまな実体験が想起され、
感慨深く読めた本でした。
街道をゆく (8) (朝日文芸文庫)

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