興味の尽きない4人の人生
 「残酷な王と悲しみの王妃」の2冊目の本です。

 今回は、
ルードヴィヒ二世、
アレクサンドル三世妃マリア、
カルロス四世、
カロリーネ・マティルデの4人の人生を取り上げています。


 私の場合は、
ルードヴィヒ二世については、
「最後のバイエルン王国の王で、
ノイシュヴァンシュタイン城を作った変人」という程度の知識、
カルロス四世は「プラド美術館で見たゴヤの家族肖像画の登場人物」程度であり、
あと2人の女性については全然イメージすらわかない人物でした。

 ところが読んでみると、
どの話もそれぞれに興味深く、
食い入るようにして読んでしまいました。


 この本のすばらしいところは、
歴史上、
主役級の人物ではない人にスポットライトをあてて、
その人生をたどることで、
独特の視点から歴史を見ていることです。
本書は、
特に、
ヨーロッパの激動の時代(プロイセンを中心としたドイツ帝国成立の直前、
革命によるロシア帝政終焉、
ナポレオン侵攻によるスペイン王政の終わりなど)を背景にしており、
歴史好きにはたまらない時代をとりあげています。

 また、
それぞれの人物の行く末にも、
それぞれのドラマがあって興味が尽きません。
特に、
あまり有名でないカロリーネ・マティルデにまつわる心揺さぶられる物語は、
他書ではあまり読めないと思われ、
必読かもしれません。


 著者の本はこれまで名画(肖像画)とからませた本が多かったのですが、
本書の場合、
けっこう肖像写真が出てきます。
(それだけ、
現代に近い時代を題材にとっています。

 本書は、
図版が豊富な本。
絵画はカラーで掲載されていますし、
写真は当然モノクロなのですが、
とてもきれいに印刷されています。

 興味深い内容本であり、
また、
ていねいに作られた本であり、
お薦めできる良書と思います。
残酷な王と悲しみの王妃2

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