古いレコードを聞くように、同じ話しを聞く
1974年から2007年までの間に書かれた、
水木しげるのエッセイやインタビューのうち、
主に人生について書かれたものを集めた一冊。

すべていつか聞いたハナシ。
「エッそれは知らなかった、
初めて聞いた」というハナシは、
ひとつもない。
繰り返しも多い。

ファンというものはしょうがないもので、
それでも買うし、
それでも読んで、
フフフと笑う。

最下層の兵隊として軍隊生活を送った水木。
上官や古参兵のビンタにさらされ、
モノを考えさせないための無意味な激務を強制される日々。

「あの頃の日本はとにかく勇ましかったですよ。
しかも日本国民の九割は馬鹿でしたね。
話して分かる普通の頭は、
一割か二割。
それは軍隊でよーく分かりました。
話そうが、
何しようが、
分からないのが、
勇ましさと結びついて、
やたらにビンタするわけですよ。

水木は「勇ましさが戦争を引き起こす」という。

「戦後、
日本は対外的にも『ペコペコ』国になったけれども、
ビンタ嫌いの水木さんはそれでいいのだと思います」という。

地獄の戦場にありながら、
ひとりラバウルの原住民(水木のことばでは「土人」)トライ族の「天国のような暮らし」と交流する水木しげる。

「いっておくけど、
99%の人間は無能なんです。
いくら努力したって、
始まらないです。
無駄な努力というものです。
」(P207)
こんなこと、
水木以外の人間が言ったらカドがたつというか、
やばいというか。
しかし、
水木サンがいうと、
アハハ、
そうですよね、
と笑える。
まさに、
大人です。

水木しげるの、
まいどおなじみのオハナシに、
乾杯。
人生をいじくり回してはいけない (ちくま文庫)

その他の感想

お金に対してギラギラ感満載のイメージが一変しました!
解くコツと本質的な理解が身に付きます
設定項目が多く使いやすいです。
MK320の後継機
日本人には合わないのかな?
残念です(’;ω;`)
心のやわらかいところが丁寧に描かれてます。
娘夫婦へプレゼントしました。
AMNESIAの世界が楽しめます☆彡
気に入った!!
ヒマラヤ岩塩、大きいのと小さい粒が混ざってるピンクソルト
遅すぎる復刻
セットで買いしました。
古い化粧品の油臭いです。
信頼の頑丈さと安定感。
物は良。箱に半額値札シールが…
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左右開きがいい!
アマゾンではノズル付属せず
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じつは新米工事士はブレーカー1つ取り替えできない?
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超初心者向け。
非常に良い買物でした
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