桜木紫乃はどこに向かうのか
北海道の作家さんということで、
なんとはなしにデビュー作を購入してから、

そのどこか物悲しげ雰囲気に惹かれファンになり、
出版されている全てを購入しています。

釧路の霧のように漂っていた才能は「凍原」で一気に開花し「硝子の葦」でさらに高め、
「ラブレス」という最高傑作を産み、

「ホテルローヤル」ではついに直木賞まで獲ってしまった。

この先どこまで行くのか楽しみな作家さんです。


ファンとしてはやはりミステリ要素があるものは「凍原」、
女の哀しさを描いた小説はどうしても「ラブレス」を期待してしまう。

本をおもしろいと感じさせるものは第一にストーリーと展開であり、
その背景であり、
主人公の魅力であり、
それを読ませて圧倒させる筆力である。

桜木さんには哀しい女を描くという突出した才能があると思っているが、

今作では果たしてそうだろうか。

主人公に最後まで感情移入できないままで終わってしまった。

帯の紹介文で先入観を持ったのかもしれないが、
物語も読み手も一度も快哉を叫ぶ(喝采を送るの誤用だそうです)シーンがなかった。

それなら哀しい女を突き詰めてるのかと言われれば、
それもまた中途半端な印象。

相変わらずの筆力だけが一人歩きしてゴールしてしまいました。


今作は残念でしたが、
次回作に期待します。

物語の結末ではなく、
本の素晴らしさで喝采を送らせてください。
霧 ウラル

その他の感想

文句なしの出来です。
皇族版とは全然違う建物だった
日本をこよなく愛する知日派米国人の二人がリベラルに乗っ取られたアメリカの惨状を訴える!
great book!!!
大変な優れもの。
スライド式への前段階としておすすめ
サラサラツルツル
毎月エンディングが変わるそうですが。
ここまで世界は進んでいるのだという事実に、新鮮な驚きを覚えた。
きみも西郷どんのとりこだ。
4歳娘に
優しく初心者向き
初心者向け。あえて「マッキンゼー」と題するほどの深みはない
標準USBとmicro USBの両方に対応しているところがとても便利です。
元ネタ検証で納得するというよりは、『完全版 暗黒神話』への期待に震えた
やはり頑丈です!
非常に素早い対応で、良い品物でした。
見た目が気に入った
軽くてコンパクトで使いやすいです。
サイズの不一致
新入社員じゃなくてもオススメ!
ポチる前に3個入りの価格のチェックを
抱腹絶倒で深い議論がなされている。
アレンジ気味?
スッペク
1カ月履いてのレビュー。
大人になってみるとまた違った風景が
癖になりそうです。
ヒッチコック的なものを解きほぐそうとする論述
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