入試数学IA基礎の決定版

　「基礎はできるけれど、
応用になると全く歯が立たない」、
「基本的な公式を使って、
ちょっと応用の効いた問題をやってみたい」、
等といった要望に応える問題集はこれしかありません。

進研模試で偏差値50台後半、
東進センター模試で偏差値50ちょっとの高校生には最適です。

　【内容】
・「基礎」という名前はついているのですが、
演習問題は教科書の例題レベルではなく、
章末問題に相当するレベルです。
つまり、
基礎の基礎は確実に出来ていない（学校の定期試験で赤点を取るように）とこの問題集は難しすぎます。
基礎の基礎を習得するには、
学校の教科書を用いてください。

・(例題)→(精講)→(例題解答)→(ポイント)→(演習問題)という構成で125題あります。
センター試験で今年度から必須になったデータの分析も扱っていますので、
数IAの総復習として十分使えます。

・取り扱っている問題は非常にオーソドックスで基礎的なものばかりです。
例えば二次関数と三角比を同時に使って解くような融合問題などは載っていません。
1題1題テーマ毎に分かれていますので、
苦手だと思う部分（例えば二次関数の最大・最小）のみをやる、
と言ったやり方も出来ますし、
数と式の最初から全部というやり方でも良いと思います。

・巻末解答に解説が詳しく載っていない、
という批判を時々目にしますが私としてはこの程度の最小限の解説で十分であると考えています。
これ以上詳しく載ってしまうと、
考える力が付かないと思っています。
巻末解答で理解できなければ学校で使われる基礎的な問題集（例えば、
ニューアチーブ）で関連する問題を解いて、
もう一度理解できなかった問題に挑んでみましょう。

・「精講」はいわゆる「ですます調」で書かれていてとても読みやすいです。
例えるなら学校の分かりやすい先生が要点を教えてくれているようです。

　【難易度】
・私の進研模試における数学の点数は60点後半なのですが、
このくらいのレベルですといくつか簡単すぎるような問題があったり、
または少し難しいと感じるような問題もあったりしました。