指揮者の曽我大介さんの学識と丁寧な記述を評価
全ページに楽譜が掲載してありますので、
ある程度の読譜力を必要としますが、
平易な説明ですし、
明確な記述が続きますので、
第9を初めて歌う人でも十分理解ができる内容だと思いました。


また何回も合唱団員として歌った人には、
今一度しっかりと基礎的なことから勉強し直す切っ掛けとして本書を活用したらよいと思います。
全ページに幅広い音楽へのアプローチが示してありました。
指揮者の観点からこの壮大な交響曲を見てみると聴き慣れた音楽の視野が広がるはずです。


プロの楽団員は知りませんが、
アマチュアの奏者の場合、
自パートのみに専念するので、
音楽の構造を深く知らないままで演奏することがあるかもしれません。
総譜を元に、
ベートーヴェンの構造を知ることで、
自分のパートの役割が明確になって演奏できると思っています。

その意味では「歌う人・弾く人・聴く人」へ向けた指南書としての役割を果たしてくれると確信しています。


第9にまつわるエピソードも豊富ですし、
ベートーヴェンの性格や他の交響曲についても触れられていますので、
音楽に関係する読み物としても有用でしょう。

何と言っても最適なのは、
第9を歌う合唱団員のテキストとしての役割でしょうが。
書かれていることは特殊な解釈ではなく、
至極当たり前のことが書き連ねてあります。
楽譜に忠実に演奏するということに主眼を置いていますので、
テキストの読みも含めて真っ当なアプローチでしょう。

冒頭に「ベートーヴェンが思った『そうあらねばならぬ!』」というところまでたどり着ければ良いのですが。


これまで、
ベートーヴェンの第9のステージを様々な指揮者の元で10数回歌ってきました。
テンポ設定や表現方法など、
指揮者によって当然変わります。
それへの柔軟な対応も含めて、
ある程度の音楽知識を持ってステージに臨む方がより良い演奏につながるのは自明のことでしょう。
「虎の巻」というタイトルに偽りは無いと思いました。
《第九》虎の巻: 歌う人・弾く人・聴く人のためのガイドブック

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