「異本『存在と時間』」或いは 「逆さ『存在と時間』」
「存在と時間」の発刊直後に行われた講義記録とのことで、
まだ、
「存在と時間」の問題意識にあった著者の言葉で語られたところに興味が行く。
内容は、
概ね「存在と時間」と重なるのだが、
解説にもあるように、
「存在と時間」の未刊部分の、
哲学史(カント、
アリストテレス)から説き起こされ、
逆に、
現存在分析など「存在と時間」の既刊部分へ至って行くというもの。
研究者からすれば、
また我々好事家からみても、
「存在と時間」全編を眺めてみたいという興味はあるので、
この上なく面白い本だということになる。
だが、
結局本書とても、
「存在と時間」の「本論」部分に当たる「存在一般」の意味を問う部分の途中で、
終わっている。
やっぱり未完だったということは、
本書を読む前から分かっていたので、
残念ではなく、
むしろ、
「存在と時間」との比較で、
いろいろおもしろいことがあった。
まず、
問題意識の端緒にカントがあって、
「事実存在はレアールではない」という命題の吟味、
そして「知覚こそが現実性のただひとつの性格だ」という命題の吟味から、
「志向性」を分析する「現象学」の登場する意味が語られ、
志向するものと、
されるもの(現存在と対象)の在り方が、
ともに開けてくるところに、
現象学の方法論的優位性を語っている。
ハイデッガーに対して、
フッサールの現象学からどのような影響があったのかということは、
「存在と時間」よりも、
はっきりしてくる。
「存在と時間」だけだといかにも現象学らしからぬ印象が強いのだが。
古来、
ヘーゲルに至るまで存在(基体ズブイエクトゥム)を問うことが、
自己意識〜主観ズブイエクトから出発して解釈することであり、
それゆえ本来の意味が覆い隠されてしまった。
それゆえ問うこと自体が困難な問いとなり、
つまり、
主観の存在構造への問いを、
改めて問い直すことが使命になっている経緯が、
良く説明されている。
そしてその方法論としての現象学の意味が明らかにされていると思う。
主観を成り立たしめているその根底の〈何か〉を洗い出すことは、
後年フーコーが独自の手法でやっていて、
共鳴するものを感じた。
あと、
中世哲学の研究、
ホッブスの哲学原理、
JSミル、
ロッツェらの理論史も珍しくて勉強になる。
一方、
いわゆる「存在と時間」に書かれている部分と重複するところは、
本書がはるかに分かりやすく、
絶対に、
最良の参考書になると思う。
日常性、
現存在の分析などは、
いかにも「イ
現象学の根本問題

その他の感想

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