日本が歩むべき方向を示唆する良書
この著書を読むと、
歴史家トインビーの「stimulus of hard environments」という言葉を思い起こし、
厳しい環境をバネにし成功するイスラエル、
スイスと日本の共通項に気づかされる。
多くの天然資源に恵まれている米国の繁栄と、
これら三国の成功と繁栄は趣を相当異にする。


山勝ちで肥沃な土地が乏しく酪農が中心であるスイスは、
ガーナからカカオを輸入し自国のミルクと合わせてチョコレートの一大産地になる。
国内市場は小さく限界があり、
当初より世界市場を狙わざるをえない宿命にある。
厳しい環境を素直に受け入れて、
海外市場に果敢に打って出て希有な成功を収めている。
また、
世界中から優秀な人的資本を受け入れ、
ノーベル賞の受賞者数でも日本を上回る。
トインビーの歴史的示唆にも符合するが、
ネスレーの様な世界最大の食料品会社が、
貧しい農業環境にあるスイスに生まれた事実は非常に興味深い。


アベノミクスの正の効果が徐々に現れて、
日本は自信喪失という長いトンネルをくぐり抜け、
少しずつ自信を取り戻しつつある。
スイスは、
日本に取って親しみのある友好国であるだけでなく、
自信を取り戻させる良いお手本でもある。


この著書は、
歴史と経済の膨大な資料から「スイスの凄い競争力」を生み出す源泉を帰納する。
日本人にとっては、
その主張の多くが「ストーン」と腑に落ちるが、
日本が今後一層発展する為の示唆も多い。
日本人には是非一読していただきたい力作である。
スイスの凄い競争力

その他の感想

これとは、別に特典が増えている「グリザイアの同好会」版があります。
着ました~
中小企業の誰もが持つべきで、誰もが持っていない経営の数値化力
非常に満足しています.
価格相応の品質なれど、送料無料となり買いやすくなりました。
アウトドアでは使えない
アルマーニ タッチスマートウォッチ用
今までのケア製品の中でダントツ一番です
趣があります!
寄せ上げ効果
結構効果ありました
エピソード増量中
すごくいい!
血糖値が気になる方に気休め程度には・・・
視点はあくまでも福祉です。
モニタ横に置いておきます
極端に現実的な本
大変よかったです!
え!この値段でこの内容!(◎_◎;)
第1版の不満点を改善
インターネットの仕組みが見える。
Lavie ZERO購入
福島へのエールを込めた人情時代劇
意外とおかず詰めやすいですよ★
まぁ、冷凍庫は一杯になっていますが(笑)。
クロスボウの薄型
吹き替えあり
解説が・・・。
究極の助けてもらい方を学べます。
戻る