地方の中小企業経営者の参考になる本でした。

「日本の工場から世界ブランドを！」
今の中小企業経営は、
第一優先に存続することを考えて、

そのためにブランド力の強化を考えていかなければならない。


百年かけてメイドインジャパンの世界ブランドを構築して、

それを支えるものづくりの現場が日本にある状態になればいいなと感じました。


そして、
高度成長時代は、
大企業は地方の工場を下請けとして使っていたが、

それは安くて豊富な人材を地方から賄ったということだが、

今は真逆で、
この過疎化で人口が減っていて、
地方から安く使えることはないので、

その為にも高付加価値商品でしか、
地方で経営をする方法はなく、

人材を集めるためにも有力なブランドの構築と発信が必要になってくるということを、

この斜陽産業で頑張っている、
若手経営者の二人は教えてくれました。


一人より、
二人で語ってくれている事が、

様々な視点からの気づきを、
この書籍は与えてくれています。