高校生さんにもぜひ挑戦して欲しい本
 他のレヴュアーさんの薦めに従って今道友信著『西洋哲学史』という入門書を読んだ後、
こちらを読みました。
二冊とも非常に分かりやすい日本語で書かれているお勧めの本ですが、
記述の重点の置き所や著者の見解がそれぞれ違うので、
やはり入門書は複数読むのが正解だと思います。


 本書は中高生向けのジュニア新書ということで、
今道さんの本より世界史の教科書を意識した記述になっていると思います。
一般的に中学生さんにはかなり難しい内容だと思いますが、
シュリーマンの『古代への情熱』を読める位の世界史好きな高校生さんなら、
頑張れば本書もいけるのでは!と思うので、
期待を込めて学生さんにもお勧めしておきます。
若き日に一流の思想に接するのは非常に重要なことです。
内容を深く理解するのはもっと後でもいいので、
今は出会いを刻んでおくというだけでも、
十分に価値があります。


 目次ですが、

「第一部・ギリシアの思想」、
「第二部・ヘブライの信仰〜A・旧約聖書B・新約聖書」、
「第三部・ヨーロッパ哲学の歩み」と構成され、
最後に<読書案内>が付されています。
これは著者の一言アドバイス付きの丁寧な案内になっています。


 今道さんの本は、
最後の現代哲学の章の紙幅が極端に少なく、
キルケゴールやハイデガー、
ショーペンハウアーについての記述が足りないのですが、
本書ではかなり言及があります。
レヴィナスやロールズなど本当に現代に属する哲学者も紹介されています。
また、
ホメロス、
ギリシャ悲劇作家、
ヘブライの預言者たちやルターについても紙幅が割かれています。

 逆に、
今村本では扱われるエラスムスやトマス・モア、
アベラール、
ミランドラ、
ベーコン、
ブルーノ、
ルソー、
スピノザ、
ライプニッツらは扱われず、
パスカル、
ヘーゲルは言及がありますが、
記述は少ないです。


 タレース、
ヘラクレイトス等のギリシアの哲学者たち、
ソクラテス、
プラトン、
アリストテレス、
アウグスティヌス、
デカルト、
カント、
ニーチェについてはどちらの本も十分に紙幅を与えられています。
なお個人的には、
特にカントについての説明は本書のほうが分かりやすかったです。
ヨーロッパ思想入門 (岩波ジュニア新書)

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