人間ドラマ
巨人が人間を喰い殺すセンセーショナルな描写で話題を呼んでいるマンガですが、

人間ドラマとしても読みごたえがあります。

主要人物はもちろん、
脇役のストーリーもきちんと描いているところがスゴイなと思います。

18巻では、
ハンネスさんに似た人物を見て、
エレン、
ミカサ、
アルミンがはっとして、

それが失望に変わる場面があります。

ハンネスさんへの愛着と喪失感をたった数コマで表現する作者の腕はスゴイです。

読者にとっては、
ハンネスさんはただの脇役ですが、
このシーンを見ると、

この世には、
“ただの脇役”なんて存在しないと思わせられます。

人が簡単に喰い殺される描写が多いマンガなので、
人間の命を軽く扱っているようにも感じていましたが、

人は誰でも、
誰かにとって、
特別な人なんだ、
と存在の重さを教えてもらったように思いました。

さらに18巻では驚くことに、
13巻のトロスト区でのジャン&アルミン囮作戦の場面に出てきた女性が、
出てきます。

13巻では、
赤ん坊を抱えてやせ衰えた老婆のような姿で、
リヴァイ班を恨みがましい目で睨んでいて、

その女性をリヴァイが強い眼差しで見つめていて、
印象的でした。

この女性は何だろうと思っていましたが、
17巻でリヴァイの母の死に顔を見て、

もしかしてリヴァイは、
老婆のようなその女性に、
母の面影を見たのかなと思っていました。

そして、
18巻。

ウォール・マリア奪還作戦へ出発する調査兵団に向かって市民が歓声を上げる場面。

13巻でリヴァイに因縁をつけてむなぐらを掴んだ男が出てきて、
リヴァイへ感謝を叫びます。

その声にリヴァイは一瞬驚いたような顔をしますが、
市民の群れの中にあの老婆のような女性の顔をみとめ、

(老婆の頬が、
少しふっくらしてるんですよねー。
芸が細かい。



なんともいえない表情を浮かべます。

(優しそうな?ほっとしたような?)
この漫画の絵がどうのという批判はいろいろあるようですが、

微妙な感情がにじみ出るの表情を描写できる漫画家って、

そうはいないだろうなーと思います。
進撃の巨人(18) (週刊少年マガジンコミックス)

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