進撃の巨人(18) (週刊少年マガジンコミックス) の感想

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参照データ

タイトル進撃の巨人(18) (週刊少年マガジンコミックス)
発売日2015-12-09
製作者諫山創
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ついに始まったウォール・マリア奪還作戦。
今巻ではついにウォール・マリアを奪還すべく、
エレンを筆頭に作戦を開始します。

序盤は順調に進んでいたかに思えた作戦も
途中で巨人の妨害を受け中断、もしくは作戦変更に。

人類と巨人。この共存できない2種が本格的な戦いを始める
今巻となっています。

見所は何と言ってもエレンの硬化の能力で壁の穴を塞げるのか、
そしてほかのメンバーはそれを援護できるかです。

普通に考えれば体格差から言って人類が
巨人に勝てるわけがありませんが、
エルヴィンの考えた作戦です。
きっと何か秘策があるに違いありません。

長かった戦いもこれで終結するのか。
物語の大きな分岐点にさしかかっているように感じます。

今巻も見所満載の一冊でした。
人類と巨人。
決着がどうなるかの重要な内容の
一冊になっていますので
是非ご一読ください。
お勧めです。

巨人が人間を喰い殺すセンセーショナルな描写で話題を呼んでいるマンガですが、
人間ドラマとしても読みごたえがあります。
主要人物はもちろん、脇役のストーリーもきちんと描いているところがスゴイなと思います。
18巻では、ハンネスさんに似た人物を見て、エレン、ミカサ、アルミンがはっとして、
それが失望に変わる場面があります。
ハンネスさんへの愛着と喪失感をたった数コマで表現する作者の腕はスゴイです。
読者にとっては、ハンネスさんはただの脇役ですが、このシーンを見ると、
この世には、“ただの脇役”なんて存在しないと思わせられます。
人が簡単に喰い殺される描写が多いマンガなので、人間の命を軽く扱っているようにも感じていましたが、
人は誰でも、誰かにとって、特別な人なんだ、と存在の重さを教えてもらったように思いました。
さらに18巻では驚くことに、13巻のトロスト区でのジャン&アルミン囮作戦の場面に出てきた女性が、出てきます。
13巻では、赤ん坊を抱えてやせ衰えた老婆のような姿で、リヴァイ班を恨みがましい目で睨んでいて、
その女性をリヴァイが強い眼差しで見つめていて、印象的でした。
この女性は何だろうと思っていましたが、17巻でリヴァイの母の死に顔を見て、
もしかしてリヴァイは、老婆のようなその女性に、母の面影を見たのかなと思っていました。
そして、18巻。
ウォール・マリア奪還作戦へ出発する調査兵団に向かって市民が歓声を上げる場面。
13巻でリヴァイに因縁をつけてむなぐらを掴んだ男が出てきて、リヴァイへ感謝を叫びます。
その声にリヴァイは一瞬驚いたような顔をしますが、市民の群れの中にあの老婆のような女性の顔をみとめ、
(老婆の頬が、少しふっくらしてるんですよねー。芸が細かい。。。)
なんともいえない表情を浮かべます。
(優しそうな?ほっとしたような?)
この漫画の絵がどうのという批判はいろいろあるようですが、
微妙な感情がにじみ出るの表情を描写できる漫画家って、
そうはいないだろうなーと思います。

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