こどもの「どうして？」にちゃんと向き合う

小学3年の娘に購入。

ねぇさくらはなんでさくらっていうの？と言う彼女の質問に
さぁーっと咲いてくらっと散るから、
と答えてしまった私…反省してます…

この娘が音読ｷﾗｲなことはもとより、
算数の文章問題が泣くほど苦手で
三段論法とか論理的な文章に弱いことはわかっていたので、

すこしでも説明的な文章になれてくれればと思い購入しました。


これはいいです。
大人も読んでいておもしろいです。

子供の素朴な質問というかさまざまな珍問奇問が続出ですｗ
それにどんとこい！と答える姿勢に逞しさを感じます。


そんな程度、
ｲﾝﾀｰﾈｯﾂで調べられるじゃーんとか言えなくはないですが
ソースも何もわかったもんじゃない情報を小手先で調べて満足してほしくなかったんです。

いま他にお話366の本を読み続けていますが
結局一日にいくつもお話を読まされるので、
似たような文章スタイルの物語本のほかに
こういった論理的な文章スタイルの本もあっていいなと。

読んでる親が飽きるので。


この手の本は昔からありましたが、
とにかく他に追従を許さないこの365本勝負というボリューム。

犬の鼻が濡れているのはにおいに敏感だから。
じゃ猫はどうなんだろう？？とか
子供特有の無駄な想像力や知的好奇心が膨らむのはお話の本よりむしろこちらかも知れません。


語り口はやさしいですが出てくる言葉や漢字(全ルビ有り)は難しいのも若干あるので、
ターゲットの年齢層はお話の本よりは上かと思います。
中学生になった息子も普通のお話366の本(←一時期読みふけってましたが今はもう飽きた)以上に楽しんで読んでいます。

そういう意味で長く楽しめるお買い得な本だと思います。