他の高血圧の本では見ないことがいくつかあった

NHKの人気番組である「ためしてガッテン」の「脱・高血圧の「超」常識」を本にしたもの。
高血圧の本は過去に数冊読んでいるが、
それらには書かれていなかったことがいくつかあって、
とても参考になった。


手足におこりやすい抹消動脈疾患で血圧が実際より低く測定されてしまうことがあるので、
両腕の血圧差を測るようにすればよいこと。
血圧変動が激しい人は穿通枝という0.5mm程度の細い血管で脳卒中を起こすリスクが高いこと。
薬や減塩が効かない人でも利尿剤が効果的である場合があること。


血圧を効果的に下げられるマッサージ、
カナダで開発された方法を元にしたタオルグリップ血圧改善法、
運動と食事だけでなく睡眠も重要なこと、
熱いお風呂は避けること、
DASH食の活用法、
泡醤油法、
簡単なストレッチ法、
食事例などが紹介されている。


少し大きめのサイズで、
オールカラー。
図解が多くてわかりやすい。
いろいろ問題になった回もある番組だが、
これについては納得感があった。