良き消耗品としての座椅子

去年購入した同製品が十ヶ月使用して壊れましたが、
あえて同じ物を再注文しました。
（更に価格が下がってました）
私の使用状況では、
座椅子はたびたび壊れるので、
その度に買い替えています。
他の家具と違って、
座椅子は純粋に消耗品として考えています。
消耗品ならば、
コストパフォーマンス最優先です。
価格と性能のバランスを考えれば、
これはオススメの商品です。
個体差があるのかもしれませんが、
薬品臭が特に気になることはありませんでした。
座り心地は、
価格のことを考えれば十分合格点でしょう。
なにしろハードカバーの書籍より安かったりするのですから、
家具として考えれば超お買い得品です。
日常の使用を通じて特に何の感想も印象もない商品、
ということは、
道具として正しく機能しているということなのでしょう。

千円以下の安物座椅子から、
五千円以上のものまで購入した経験がありますが、
いわゆる低価格座椅子（パイプフレームで背の角度調整のできるもの）に関しては、
品質と価格が比例しないようです。
価格が高くなるほど機能は増えますが、
座り心地や耐久性が向上するわけではなさそうです。
過去に購入した座椅子の中で最も高価でゴージャス仕様だったものは、
底が破れて金具が露出し、
気付かぬうちに畳をボロボロにしました。
ホームセンターで980円で購入した単純な座椅子が、
意外と使い勝手も良く、
軽量な上に耐久性もあったりします。
（座り心地はそれなりでしたが）
座椅子は角度調整のロック部分が壊れることが多いです。
これは使い方にも原因があって、
金具がロック位置に収まらないうちに荷重をかけると、
安物は部品が変形して簡単に壊れます。
角度調整の際は、
ロックがかかるのを音と感触で確認しながらゆっくりと行うのが長持ちさせるコツのようです。