中東の変革、アラブとその外側
アラブの春以降、
中東に民主化の波が来ようかとしていた。

チュニジアに始まり、
エジプト、
リビア等さまざまな地域にその影響は広まった。

だが、
実際にはその流れはなかなか進んでいない。

中東では何が起きていて、
これからどのように変化していくのか。


前半は、
民主化の流れが起きたアラブ圏の話が取り上げられる。

体制内変革(チュニジア、
エジプト)、
暴力的変革(リビア、
シリア、
イエメン)、
体制内変革から暴力的変革への転落(バーレーン)と分けて、
それぞれの国の状況や体制を見ながら、
いかなる変革が起きたのかを簡潔にまとめている。

オマーンの稀有な成功例、
サウジアラビアの老獪な立ち振る舞いなども併せて紹介されていて、
コンパクトながらポイントは押さえられる。


後半は、
アラブ以外の国々、
イラン、
トルコ、
イスラエルが取り上げられる。

本書のメインは前半部分なのかと思うが、
個人的にはこの後半部分の方が、
筆者の思いが強いからか、
面白く感じられた。

イランにおけるアフマディネジャドとハメネイの攻防、
ナクバから始まるパレスチナの悲劇に引き付けすぎるハマスの悪循環など、
簡単にほどけない中東のジレンマが描き出されている。


ISILの脅威が強まる現在において読むと、
反米でももはやテロに与しなくなった、
という筆者の評価はかなり楽観的だったように思う。

ただし、
根源たるイラクについては本書ではほとんど触れられておらず、
それはイラク情勢が筆者をしても「容易に予測できない」と思ったことの表れなのかもしれない。

全体としては、
中東のおおきな動きがまとまっており、
中東情勢を理解する骨格として意義のある本だと思った。
中東 新秩序の形成―「アラブの春」を超えて (NHKブックス)

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