BUMP OF CHICKENが照らしてくれる光は時を超えて輝く

発売日の前日は2014年3月11日で、
東日本大震災から3年経過した日付と重なりました。

その日に前作から約3年ぶり7枚目のオリジナルアルバム「RAY」を購入して聴きました。


ベストもリリースしているし、
シングルもコンスタントにリリースしている。

スタジアムツアーもやっているので、
長期活動休止している訳ではないが、

前作アルバムから約3年経過して、
東日本大震災から3年経過した日にバンプの新しいアルバムを聴けたのには意味を感じました。


もちろん震災という大きな出来事だけではなく、

会社や学校、
人生などで嫌なことがあった人、
疲れたを感じた人を含めて
老若男女の心に響く普遍性や温かさがあるのがBUMP OF CHICKENの魅力です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
タイトルの「RAY」は光線という意味がありますが、
バンプの歌詞には「光」がよく出てきます。

（「オンリーロンリーグローリー」、
「太陽」、
「firefly」など）

もちろん「光」があるなら「影」もあります。


藤原基央さんの書く歌詞は「影」も認めたうえで、

「光」を照らしてくれる優しさがあります。


東日本大震災の影響があるかは分からないけど、
今回のアルバム特に優しい。

それは甘いポップスのような優しさではなく、
時に内面と向き合う厳しさも含めた上での優しさがある。

（初期からのファンには毒のある歌詞がもっと見たいと言う人もいるかもしれませんが・・・）