材質に対する不安。

他のレビュアーの方々が既に色々おっしゃっているので、
この星の評価は材質に対する不安と見てください。


スロッグにはゴムと言うか、
柔らかめのPVCなのか、
軟質素材のパーツが多用されてます。
私はこれに大きな不安を感じます。

いじってみて思い出したのはムービーリベンジのデモリッシャーです。


デモリッシャーはショベルカーに変形するトランスフォーマーでしたが、
玩具はキャタピラーが軟質素材でした。


私はビーグルモードでしまっていたのですが、
ビーグルモードではキャタピラーを常に伸ばす状態でテンションがかかり続けて、
久しぶりに見てみたら見事に経年劣化で千切れていました。


知人いわく、
ロボットモードで飾っていた物は未だに健在だそうです。


対策としてはスロッグもなるべく軟質素材に負担がかからない状態で飾っておくしかなさそうです。


また第二に不安として軟質素材はプラスチック、
ABSに長いこと接触していると癒着してしまう事があります。
(消しゴムがプラスチックの筆箱にしまっておくとくっついてしまうのと同じです。
)
長い間置いておくとスロッグも軟質素材と他のパーツが癒着して変形出来なくなる可能性があるかもしれません。

またガチャのフィギュアなど見ていると軟質素材は後から表面に油が染みだしてベトベトすることも考えられます。
どうもこれはPVCの場合可塑剤の量に関係しているようですが、
軟質の柔軟性のものほどこの傾向があるようです。


私の話はあくまで不安要素の話で、
実際は五年、
十年経ってからの結果を見ないと分からない話ではあるのですが、
既にデモリッシャーのケースを経験しているのでトランスフォーマーのようにブンドトするものには軟質素材を使われる事自体に不安を感じます。


今までのトランスフォーマーでも安全性等の関係で尖った物に軟質素材を使われるケースがあるのは見てますが今回のスロッグはその割合がかなり高くので不安になりました。


これはすぐに結果の分かる事ではありません。
しかしデモリッシャーのように悲しい思いはしたくないですね。
なるべく不安を感じない商品形態を希望します。