メアリー・バフェット著作の定番の銘柄選択物。記述はワンパターン

バフェットの義娘（但し、
実の息子と離婚）のメアリーの定番著作である、
ウォーレン・バフェットの銘柄選択の著作。

同じようなテーマで、
同じ株式投資理論を用いた解説で、
いったい何回本を書くのかと思ってしまいますが、
バフェットの投資銘柄選びを定量的にきちんとした株式投資理論で解説（厳密に言うとウォーレン・バフェットが定量面で銘柄選択を公表したことは無いので、
その言動からの推測）した著作は意外と少なく（’１）、
またバフェットの上場銘柄の永久投資銘柄１７銘柄（’２）をその会社の概要を含めて解説しているので資料的価値は高いでしょう。


’１：メアリ−の著作の他には、
ダイヤモンド社刊、
ロバート・Ｇ・ハグストローム著の「バフェットの法則」シリーズがＤＣＦ法で解説しているくらいでしょう。

’２：鉄道銘柄で「バーリントン・ノーザン・サンタフェ」買収前に、
反トラスト法抵触回避のために売却してしまった「ユニオン・パシフィック」を含みます。