“知られざる”空海
読みだしたら止まらない。
文章は軽快で平易、
用語解説も丁寧、
図版も大きくて豊富。
空海はじめて、
建築はじめての読者でも十分楽しめる。


【追記】ハードカバーの単行本。
タイトルも取り澄ました感じだが、
同じ著者の新書よりむしろ平易で読みやすい。


よくありがちな知識の披露でなく、
著者とともに日本、
インド、
中国を旅してゆくストーリー展開。
空海がデザインした塔である高野山根本大塔の意味があきらかになってゆくくだりは圧巻だ。
大塔・多宝塔とよばれる塔はインドの半球形の塔に和風の屋根をかぶせたもので、
最初見た時は珍奇な印象がした。
じつはこれを考案したのは空海だったとこの本で初めて知った。


塔は実用性より思想の表現であるので、
これを見てゆくことにより空海が考えたことが具体的に見えてくる。
“知られざる”空海が等身大であらわれてくる。


五重塔に代表されていた日本の塔は中国伝来だったが、
インドで生まれた塔本来の生命力が失われてしまったと感じた空海が日本の地で新しく再生させたのが、
大塔であり多宝塔だった。
そして空海は高野山密教ワールド建設に邁進するのだが…。


空海の著作から選びぬかれた短いことば(これが要を得て簡潔)と100枚を超える図版(その多くは著者撮影)を駆使して塔の思想とデザインを語りつくし、
これまで語られることのなかった空海を浮かび上がらせることに成功している。
塔に着目するというユニークなアプローチによる新たな空海像の提示である。
そして空海の意図と高野山の現状との落差を指摘することも忘れていない。
このあたりも考えさせられた。
空海 塔のコスモロジー

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