1980年代前半の記憶。
古い雑誌から集めたスクラップを読み返すような感覚の本です。

1982年〜1986年まで文芸春秋社の発行している「スポーツグラフィック ナンバー」に連載された小文です。

エッセイというジャンルに入ると思いますが、
海外の雑誌を村上さんが読んでそれを紹介するという内容です。

これに、
東京ディズニーランド訪問記とロサンゼルス・オリンピック体験記(ロサンゼルス・オリンピックの時に何をしていたか、
という内容で、
全然オリンピックを見ていません)が加えられて一冊になっています。

村上さん自身こんなに長い連載は珍しいとお書きになっています。
それは、
書くのが楽しかったから、
ということです。

最初から何回目位から村上さんのリズムになっていった印象です。

個人的には、
ナンバーはよく読んでいましたので、
ところどころ、
あれっこれ読んだことある、
といった記事も見つけられてちょっと嬉しいものがありました。

雑誌記事は、
その時々の旬な話題を提供してくれますので、
読んでいるうちに1980年の前半の記憶が甦ってきます。

80年代後半は日本がバブル経済に突入しますから、
前半と後半は様相が異なります。


最後の最後にロサンゼルスオリンピックの男子マラソンで瀬古さん負けたエピソードが掲載されています。

そこで村上さんにしては珍しく「日本のマスコミのオリンピック騒ぎはいつもながら異常だと思う」「マスコミ攻勢の集中豪雨的なものすごさにはほんとうにうんざりする」「もし心から瀬古に勝ってほしいと思うのならどうしてもう少しそっとしておいてあげられなかったのか?高校野球にしてもオリンピックにしても、
もうそろそろいい加減にしてほしいと思う」
とマスコミの過熱報道ぶりを戒めたコメントで締めくくられています。

その後のオリンピックの度に同じことは繰り返されています。

オリンポスの神々に畏敬の念を抱いている多くの人々の気持ちを表していると思い、
ハッとさせられました。
‘THE SCRAP’―懐かしの1980年代

その他の感想

何度もリピしてます
滑り止めが良いですね
がん治療で早死にしないために
クローゼットに必須
落ち着いた色合いと高級感
安い割には良く出来てます。
天才の描いた禁断の恋
宇都出雅巳さんの勉強術の本に紹介されてました。
ちゃんと冷えてくれる
ちょっと進んだ…かな?
現代から見れば批判すべき部分もあるが、やはり偉大な作品
表紙の絵は少し微妙。挿絵は最高。
商品到着しました
う〜ん(’・Д・)」
1回で海にどぼん
この本の特徴は イディオムとインタラクション
ゲーム中の機体とはちがう
画期的な使い心地
完成度高いです
デジタル放送を受信するなら
以外と使える。
もう雑誌じゃなくて良いです
コンサルタント志望の方・若手〜中堅コンサルタントの方必見の書
白が押印できるのは良い
理論から学ぶと書かれているが、理論になっていない
取り付けに汎用性を持たせてもらいたい
急いでいたので早く届いて助かりました。
潤い全然足りない
MO
悪くない、ただし、「入門」ではない
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