「ある程度の能力があって初めて可能となった話です」と断るべき
長年落ちこぼれの中学生を教える塾を経営してきた。


やはり元々生まれついての能力差(知能)は大きいと感じている。

生まれつきの能力が高い生徒は、

いくら現在の偏差値が低くても成績は上げやすい。

本人も周囲もびっくりするような変化を遂げ、

人生が大きく劇的に変わった例も数多く見てきた。


一方、
能力の不十分さを痛感するような生徒では、

偏差値を5上げるだけでも四苦八苦を強いられる。

こうした生徒では、
ある地点に達すると堂々巡りとなり、

それ以上先へは全く進めなくなることが多いのだ。

間違いなくこの主人公の生徒の能力・知能は高いのに、

この著者は、
その点について全く言及を避けている。


偏差値とは所属する集団内での位置づけだ。

能力が高い集団内での偏差値30と、

低い集団内での30では天と地ほどの差があるのだ。


主人公本人も、
親や周りの人も、

そのことを理解していない可能性はある。

しかし、
これだけははっきり言っておこう。

私や著者のように、
「遅滞学習」支援者なら、

絶対に最初の段階で真の能力を判断するのだ。

そうしなければ、
指導方針も立てられない。


だが、
この著者はその点をあえてあいまいにして、

「低い集団内の偏差値30→慶応大学合格」と
読者をミスリードさせることで、
感動を演出している。


そりゃそうだ。

「もともと能力・知能が高かったので、

なんとか偏差値を40上げられて慶応大学に合格した話」
ではだれも買わない!
しかし、
売れるなら何をどう書いてもいいのか。


本当に著者が「できない(能力的に劣る)生徒」の偏差値を
40も伸ばす力があるなら、
あえて、

この主人公のような生徒をモデルにはしないはずだ。

もっと低レベルの学校の生徒を立ち直らせたストーリーを
選んだはずだ。
その方がずっとまれで、
感動的だからだ。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

その他の感想

初めての使用で破れた!
野崎君
「アベンジャーズ/エンドゲーム」重要シーンに繋がるMCU記念すべき第一作!
他には無い便利グッズだけどマイナスも
大きめを選ぶといいと思います。
続編も観たい!
本体は大きいが香りは強くない
ステンレスなのは良いけど…
どこでも読めるが
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合理的 で 現実的 なレコードプレーヤー。
差し歯の保護にも最適
それなりに面白い。パッケージ版は基本特価品なので値段分以上に遊べる。
lifey
しっかりしてます。ら
鍵が問題ありかも
とぅるとぅる
笑いたいと思っている人読んで下さい。
恋愛か兄弟愛か
会社用
ファーストビジュアルブック…
ホントにビッグサイズ!
本編をより楽しく読むためにお薦めです
悩みましたが、買って良かったです♪
一生をかけて理解する書
開封品でした。
日本人であれば誰もが読む価値のある本
世界中の建築が見える
やはり三国時代は格別
価格は満足です。
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