日本の時代劇映画に、新しい殺陣、新しいアクション、新しい魅せ方のかたちを加えた映画。

３作通しての感想としまして。
良い点を挙げたいと思います。

日本の時代劇映画、
と云いますか帯刀映画に、
新しい殺陣を。
アクションを。
魅せ方を加えてくれた映画だと思います。

その躍動感。
その変則性。
スピード感。
平面だけじゃなく、
３次元的な動き。

足を使った、
時に刀持ちつつ腕力を使った、
短時間にバリエーションを詰めたアクションは素晴らしい。

そして若さ。
時代劇映画は渋さを重んじる傾向がありますし（それは好きですが）、

若さを押し出すとどうしても軽くなりがちです。

しかしそれを俳優みなさんの演技の良さで、
格好良さに昇華できています。


脚本の作りなどに注文をつけたい方もいると思います。

しかし、
この映画は刀持ちたる日本の映画に新しい可能性を見せてくれたと思うのです。
すばらしい。