爽やかで貴重なドラマ

今どき珍しい爽やかなドラマです。

まっすぐで、
誠実で、

老若男女、
誰にでも薦めたくなります。

ギフトに選ぶ人の気持ち、
分ります。


空自についての入門的な知識の宝庫としても有効ですが、

もっと汎用的な、
世間一般にもあてはまる、

仕事や人生に対する姿勢についての沢山の示唆ある言葉の数々も素晴らしい。

働く女性しかり、
上司しかり、
仕事の場しかり…。

また、
挫折した経験のある人なら、
誰でも共感できるところがあると思います。


主人公たちの青春物語としても、
どうなっちゃうんだろうと、
ぐいぐい引き込まれます。


原作も読み進めていますが、
このドラマの脚本が素晴らしいのを感じます。

最初に出てきたエピソードを回収しながら、
無理なく自然に状況説明しているところなど、
舌をまきます。


自衛隊という繊細で重い背景なので、
料理の仕方を誤ると、
とんでもなくなるかも、
と危惧していましたが、
嬉しいことに杞憂に終りました。

お説教くさくなく、
震災を風化させない意志も感じます。

適度にコミカルさも交えながら、
笑いと涙のバランス良く、
冗長にならずテンポ良い作品に仕上がっています。


そしてラストの、
なんと爽やかなこと！
実は、
全部録画して、
自作のブルーレイもリピートして観てるのですが、

特典もあるし、
これは永久保存版だと思います。


とにかく、
観ると、
明日も元気に頑張れるドラマです。

『意志あるところに道は開ける！』
発売日を楽しみにしています。