「女工哀史」の最大功労者高井としをのダイナミックな自伝
戦前は紡績女工(時にはカフェの女給)として、
戦後はヤミ屋、
日雇い労働者として、
そして、
二番目の夫に先立たれて、
5人の子供を抱える母として、
困難な人生をダイナミックに生き抜いた、
高井としをの自伝である。
たいへんに面白い本で、
読みやすい。
面白い理由は1.彼女の人生の面白さ、
エネルギーの高さ、
大胆不屈。
2.ベストセラー「女工哀史」印税問題の面白さである。

高井としをの最初の夫は、
プロレタリア作家で、
「女工哀史」を書いた細井和喜蔵で、
結婚3年で死別(大正14年)、
二番目の夫は労働運動家高井信太郎で、
結婚後19年で死別(昭和21年)している。
そして、
高井としを自身も、
戦前は紡績争議等に参加し、
戦後は自ら日雇い労働者の組合を組織して活動している。
81歳で死去。

本書は、
自費出版形態の「ある女の歴史」が原形で、
1980年に『私の「女工哀史」』として単行本化(草土文化)された本の岩波文庫化である。
なお、
岩波文庫「女工哀史」のほうも、
1980年に改版(たぶん高井の本の影響で)されており、
1980年5月に書かれた大河内一男の解説がついている。
そこでは、
高井としをの役割について、
比較的好意的な評価がされているが、
藤森成吉のまえがき(文庫初版時の1954年のもの)では、
高井としをは全く無視されている。

1. 自伝について
構成
第一章『女工哀史』日記・・10歳で女工になり、
細井和喜蔵と知り合って結婚(事実婚)し、
細井に死なれ、
高井信太郎と再婚し、
次女の出産まで。
(明治35年~昭和4年)
第二章ヤミ屋日記・・特高の弾圧から、
苦しい戦時下を経て、
空襲の地獄を生き延びたものの、
夫は死に、
としをがヤミ屋になって、
一家を支えていく(昭和7年~昭和24年)
第三章ニコヨン日記・・失対事業の日雇い労働者になってから(昭和26年以後)
私的感想
●高井としをは、
息子四人、
娘四人を出産しているが、
夫二人と息子三人は病死してしまい、
本人と息子一人、
娘四人が戦中戦後を生き延びている。
衛生事情、
環境等の影響は大きいと思うが、
女性は強い。
わたしの「女工哀史」 (岩波文庫)

その他の感想

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自分は常に常備して重宝しています
定番クッキーが沢山載ってる
極々普通に韓国の状況を解説していて好感が持てる
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時代の恩恵か
内容的には十分だと思う
自分でも日記が書きたくなってくる
関心を持って読んだが…
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