確かに高画質化したように見える…が

正直なところ、

これで満足してはいけないのではないだろうか？。


「ブルーレイ」「HDリマスター」「デジタルリマスター」
という言葉に惑わされてはいけない。


よく画質比較の引きあいに出される特撮DVDに、

「デジタルウルトラシリーズ」がある。

「円谷プロ」関連は特別、
と言われればそれまでだが、

やろうと思えば、
1960年代の16ミリ作品が
あれほどまでに革命的な進化を遂げるのだ。


東映作品は「ブルーレイ化で綺麗になった！」と
よく言われるが、
家庭用の再生機器も進化している。

綺麗に見えてあたりまえの話。


他社の製品は1話につき何百時間の手間をかけ…、

入念なレタッチを行いレストアを…など、

「ここまで綺麗になりましたよ！」という宣伝をする。

しかし東映の製品はそれがない。


ただ、
「リマスター」それだけである。


DVD制作時のマスターを使いまわすのではなく、

もっと根本的にマスターネガから処理しなければ、

デジタルウルトラのような感動は東映特撮では
味わえないだろう。


他社と変わらない価格、
枚数でのブルーレイ商品。

我々、
消費者はもっと不満の声を
あげるべきではないでしょうか？。


遠くない将来、
発売されるであろう、

仮面ライダー1号、
2号、
V3、

それにジャイアント・ロボなどの諸作品群。


ピッカピカの画質でなびく真紅のマフラーを、

重量感あふれるロボの勇姿を、

あなたは見たくありませんか？。