期待しないで読む夏向きの話

半分は典型的イギリスのクラブ活動を中心とした日常的話で、
余り面白くなく、

期待せずに読む進むと、
山での狩の話からストーキングと言う狩の用語に遭遇して面白くなり、
徐々に精神病がらみの怖い話へと移って行く。

後半は、
極めて怖い話となる。
一人で夜読んでいると、
怖くなり止めようと思いながらも
又読み続けると言った「夏向きの小説」で、
ちょっとしたお薦め。
　　　　小早川　折彦